【健康】住まいと血圧の関係について
大阪市阿倍野区で無垢材をはじめ、自然素材で健康的なお家を提供している夢工房です。
突然ですが、
私たちが建てる家は夏は涼しく冬は暖かい断熱性の高い家です。
そのことは、足元が冷えないと言った快適性であったり暖房費が安くなる、つまり省エネであることも大切なのですが、もっとも大切なことは「健康的」であることです。
断熱性能の低い家に住んでいる方は高血圧になりやすい。
血圧計や体重計で有名なオムロンヘルスケア、慶応義塾大学、自治医科大学とOMソーラー株式会社と名だたる専門家たちが集まって「住宅性能と血圧の関係」を共同研究しました。
35歳から74歳の男女71世帯
(内訳)断熱性能が低い住宅43世帯 高断熱住宅28世帯
2014年11月~2015年2月のうち各2週間の間
1.室内温度
2.起床後/就寝前の2回血圧測定
そこで突き止められたのが「断熱性能が低い住宅にお住まいの方は血圧が高くなる」ということでした。
断熱性能の低い家ではなぜ血圧が上がりやすいのか?
この研究の中では室内での温度変化に身体が血圧が変動する“気温感受性高血圧”が原因だと言われていました。
気温に体が反応して血圧が上がってしまうというもの
断熱性が低い家の居住者(50歳以上) 平均血圧128.8mmhg
断熱性が高い家の居住者(50歳以上) 平均血圧121.0mmhg
健康的に暮らすために、血圧を上げない家
(※LIXIL HPより引用)
ご紹介したオムロンヘルスケアなど4者の共同研究では紹介されていなかったのですが、恐縮ながら夢工房から補足させていただきます。
断熱性の低い家でもエアコンをつければ(肩の高さで)室内温度を一定にする
ことはできます。
それでも気温感受性高血圧が発生しているのには、足元の温度が関係しています。
断熱性の低い家では高さによって温度差が発生してしまい、それによって血圧が上がっているのではないかと思われます。
冷たい空気は足元で層をつくりエアコンの空気を阻み、室内での上下での温度差を発生させます。
温度によるストレスで血圧は上がる
また人はストレスを感じると血圧が上がるということがわかっています。
無垢フローリングは冷たく感じにくい材質です。
その特長の一つに接触した際に冷たく感じにくいという点があります。
シートフローリングでは冷たく感じる温度も無垢フローリングでは感じにくいです。
この際にも冷たく感じるとストレスにより血圧が上がるらしいのです。
冷たく感じるフローリング同様に足元だけが寒い家、つまり断熱性能の低い家では健康的とは言えません。
加えて、急激な血圧の変化はヒートショックのリスクも上がります。
住まいが健康にできることはまだまだあります。
お気軽に健康に暮らすお家をお探しでしたら夢工房へご相談ください。
