【セルロースファイバーで建てる家】 梅雨・夏の多湿な季節に最適な断熱材

大阪市阿倍野区に事務所を構える健康注文住宅・健康リフォーム工務店 夢工房スタッフです。

住宅で生活する上で快適な室内環境を作るためには、温度だけでなく湿度もコントロールすることが重要です。その中でも、調湿性に優れた素材として知られているのが「セルロースファイバー」です。その用途は多岐にわたるにもかかわらず、多くの人はセルロースファイバーが持つさまざまなメリットや、効果的な使用方法について知らないのではないでしょうか。

そこで、セルロースファイバーの特徴や使い方、具体的な用途などを解説し、誰もがより快適な住空間を手に入れられるようなヒントを提供します。

セルロースファイバーの特徴とは?

https://www.decos.co.jp/

セルローズファイバーは、新聞紙などの古紙を原料にした断熱材で、吹き付けることで施工することができます。セルローズファイバーは、他の断熱材と比較して価格が高い点がデメリットです。性能にもよりますが、グラスウールの2倍近く高いケースもあります。

しかし、
その余りあるほどの性能を持っています。

セルロースファイバーは、木質繊維が持つ吸放湿性に優れています。
木質繊維の中にはたくさんの細かな空気の胞が複雑に絡み合っており、この熱を通し難い空気の層が熱移動や熱伝達を減少させます。そのため、高い断熱性能を持ちます。また、この空気の層が湿気を吸収し、放出することで調湿効果を発揮します12。

計算上、セルロースファイバーは1kg当たりで約125gの湿気を吸収することができます。家1軒で使用される約1トンのセルロースファイバーは、およそ90kgの湿気を吸収する容量があります。一般家庭で生活により排出される水蒸気は1日あたり10kgなので、十分な容量です。

夏や梅雨時に最適な断熱材

夏や梅雨時に最適な断熱材と言われています。これは、湿気を吸収し、放出することで調湿効果を発揮するためです。湿度が高い夏や梅雨時には、室内の湿度が上昇し、不快感を感じることがあります。しかし、セルロースファイバーは湿気を吸収し、放出することで室内の湿度を一定に保ちます。そのため、快適な室内環境を保つことができます。

また、セルロースファイバーは高い断熱性能を持っています。夏場には冷房効率を向上させ、冬場には暖房効率を向上させることができます。そのため、エアコンや暖房器具の使用量を減らすことができ、光熱費の節約にもつながります。

以上のように、セルロースファイバーは快適な室内環境を保ち、光熱費の節約にもつながるため、夏や梅雨時に最適な断熱材と言えます。

大阪でセルロースファイバーのお家をお考えの方は夢工房へお気軽にご相談してください。モデルハウスにて体感いただけたらと思います。

お電話でのご予約・お問い合わせ
06-6625-5621