シロアリ被害・腐朽があると倒壊する|阪神淡路大震災後調査

大阪阿倍野区で健康的に暮らせる家を建てている夢工房スタッフです。
今年はなんだか地震が多いように感じています。

2022年目立った大きな地震

2022年1月4日  父島近海    最大震度5強
2022年1月22日 日向灘    最大震度5強
2022年3月16日 福島県沖    最大震度6強
2022年3月18日 岩手県沖     最大震度5強
2022年4月19日 福島県中通り    最大震度5弱
2022年5月22日 茨城県沖     最大震度5弱
2022年6月26日 熊本県熊本地方  最大震度5弱
2022年6月20日  石川県能登地方   最大震度6弱

今年に入って最大震度5弱以上の地震が8回も起きています。
南海トラフ地震がいつ来るというデマも含めて地震について目にすることが多いように思います。

大阪に住んでいるものとして、大地震と聞くと阪神淡路大震災を連想せずにはいられません。

当時より法律も変わって耐震性が良くなっているから、大丈夫。
と思いこまないでください。
現行法律では、新築時の耐震性だけが良くなって、今あるお家については義務も規則もないままです。
ご注意いただけたらと思います。

蟻害・腐朽があると倒壊していた。|阪神淡路大震災後調査

1995年兵庫県南部地震:木造建物の被害 日本建築学会近畿支部によると以下のような図が紹介されています。

蟻害・腐朽なし(左図)だと当時の耐震性通りに倒壊している。
(神戸は震度7から6が観測)

旧耐震基準:震度5強程度の揺れでも建物が倒壊、全壊しない。(半壊、軽微な損傷はある。)震度6以上は明示なし

蟻害・腐朽があると倒壊(全壊する)率が飛躍的に上昇

蟻害・腐朽がある建物の場合は、90%以上
大地震が来た時に倒壊しないようにするためには、蟻害・腐朽を予防し、ある場合は修理することが大事だと感じ取れる資料だと思います。

27年も前、多くの犠牲が出た教訓を生かせるかどうかは今の私たちにあるように思います。

南海トラフ地震は今年なのか、30年後なのか。
わかりませんが、シロアリ被害・腐朽がない状態で暮らしていることがもっとも安心な状態と言えます。

まずはお気軽にご相談いただけましたらと思います。

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