オペレーションカーボンとエンボディカーボンの違い

自然素材で快適な暮らしをつくる夢工房のスタッフです。

脱炭素社会の実現に向けて進んできましたね。
LCCM住宅普及に向けて、今後ライフサイクルコスト、ライフサイクルアクスメント、ホールライフカーボンなど新しい言葉も多く聞くことになるでしょう。

今回は、
オペレーションカーボンとエンボディカーボン
について紹介していきます。

オペレーションカーボンとは?

住宅におけるオペレーションカーボンは、暖房・冷房・照明などの日常的なエネルギー使用や、水の消費に伴うエネルギー消費が含まれます。
つまり、建物が実際に運用されている間に生じる炭素排出量です。

エンボディカーボンとは?

建築資材の製造・輸送におけるエネルギー量や建築中のエネルギーのこと、そして解体されるまでの建物の生涯を通じて排出されるすべての温室効果ガスの総和です。

低メンテナンス・長寿命化するとエンボディカーボンは有利になります。
そこで、建設や改修に際して必要とするエネルギー量、つまり耐用年数の長さをエネルギー量で指す言葉をホールライフカーボンと言います。

言葉は変わっても、正しさは一つ

オペレーションカーボンとエンボディカーボンはどちらにせよ。
社会にとって正しいことを数値化しようという試みです。

整備にはまだまだ時間はかかりそうです。
しかし、やるべきことは見えてきました。

1.光熱費が少ない家で暮らすこと
2.製造時や廃棄時にエネルギーが多くかかる石油関連建材を減らすべき
3.エンボディカーボンに有利な自然素材を多く使用する
4.長寿命な住宅を建てること

これは夢工房がずっと守り続けていること。
言葉が変わっても正しいことは一つなんだと思います。
未来に残せすべき家を一緒に建てましょう。

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