夢工房のオススメ情報(木の話とLIXILのトイレ新商品)
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【Part6】木材の強度について~鉄より強い木材!? 今回は「木材の強度について~鉄より強い木材!?」です。 よろしくお願いします。 ●木材は鉄より強い? 木材は他の材料と比べて軽くて強いといわれています。木が鉄より強いわけ がないと驚かれると思いますが、これは重さ当たりの強さで比べているから なのです。 実は重さ当たりの強さて比べると、引張り強さ、圧縮強さのいずれも木のほ うが鉄より強いのです。 たとえば1cm2の断面の棒が何Kgの重さに耐えられるかという引張り強さ の数字では 大理石 80Kg 鉄 641Kg 杉 2,571Kg と木材の杉は鉄の4倍以上なんです。 また1cm2の断面のサイコロをつぶすのにどのくらいの力が必要か、とい う「圧縮強さ」では 大理石 256Kg 鉄 500Kg 杉1000Kg とスギは約2倍になっています。 ※「木の家に住むことを勉強する本」より このように重量で比較すると木材は鉄より強いということになります。 木材って実は軽くて丈夫なんですね。 ●木材は火に強い? 次に同じ強さでも「火」に対しての強さについて考えてみましょう。 木は火に弱いと思っている人が多いですが、これは誤解です。 木材は燃えて、二酸化炭素と水になります。しかし燃えるからといって、 弱いというわけではありません。 まずここでは木が燃える工程を考えてみましょう。 木材は260℃になると燃え始めます。この段階では木材そのものが燃えて いるのではなく木材から出ている可燃性の物質に火が付いている状態です。 さらに温度が上がって450℃で自然発火し、500℃で灰になります。 木材は空気をいっぱい含んでいますので熱を中に伝えにくく、しかも表面 からゆっくり燃えていきますので燃えているからといって急に木材の強度 が落ちて倒壊することはありません。 木材の断面が灰になって失われていく速度は1分間で0.7mmですから30分 で約21mm。 25mmあればさらに燃え抜けるまでの時間が稼げることになります。 ところが鉄は約5分で800℃になり、この800℃で強度が急激に落ちて変形し ています。 つまり鉄は5分で強度が落ちるが、木材は厚みによっては30分以上、 強度が保てるということなのです。 このようなことからアメリカの一部の州では鉄骨造の校舎の建築を許可し ていないそうです。 短時間で屋根が落ちるなどの危険が生じ、救助活動が困難になることもあ るという理由からだそうです。 木材が鉄より強い理由がご理解いただけましたでしょうか? 次回は「木材が精神に与える影響について。」をお届けします。 ●今後の木材豆知識の予定 【Part7】木が精神に与える影響について。 【Part8】木材の弱点の対処方法。 「迅速対応」でお馴染み! 無垢フローリングドットコム 株式会社ナカムラ・コーポレーション http://www.muku-flooring.com/
住まいと暮らしの総合住生活企業である株式会社LIXILは、便器を取り替えるだけで、トイレ空間を一新するキャビネット付トイレ「リフォレ」を、
INAXブランドから2014年8月1日より全国で発売します。
キャビネット付トイレ「リフォレ」
トイレをリフォームされた方へのアンケートにおいて、機能向上を目的にリフォームしたものの、機能性以外での見栄えや使い勝手を物足りなく感じる方が多いことが分かりました。
このような声をうけ、「リフォレ」は、リフォーム後の満足度を高める工夫を盛り込んでいます。
「リフォレ」は、トイレのタンク部分を、高さを抑えたキャビネット内に隠すことで、トイレ空間がすっきりと広く感じられるよう配慮しています。
便器を取り替えるだけで、リフォーム前と比べてトイレ空間が一新します。
トイレの困りごととして多くあげられる清掃性についても、手が届きにくく掃除のしにくかった便器の後方がキャビネットで隠れているため、
普段の拭き掃除はトイレまわりの床とキャビネットを拭くだけと、格段にラクになります。
さらに、手洗器は、高さを低く抑えたカウンターのコーナー部分に配置することで小さなお子さまやご年配の方までどなたでも近づきやすく、
タンク部上の手洗器に比べ手が洗いやすくなります。
また、施工面では、施工業者さまにもエンドユーザーさまにも負担が少なくなるよう、リフォーム現場を考慮した、省施工化を実現しました。
トイレの取り替えでは、メーカーや品種ごとに異なる排水管の接続位置への対応が課題でした。「リフォレ」は業界最大の排水芯対応とすることで、ほとんどのトイレから交換が可能です。
また、リフォーム現場への搬入を考えたコンパクトな梱包は、施工手順に沿って開梱していく分かりやすい形態とすることで、
従来のキャビネット付トイレに比べ大幅に施工時間を短縮しています。
<参考資料>
■開発背景
リフォームのきっかけは清掃性や節水など機能向上が目的の大半を占めます。
一方でリフォームした後に物足りなく感じるお客さまも多くいらっしゃるという現状があります。
このような声をうけ、「リフォレ」では、便器を取り替えるだけで見た目が一新するうえ、手洗器や収納が充実し、
工事費も抑えられるなど、リフォーム後の満足度を高める工夫を盛り込んでいます。