自然素材の健康建材、シラス壁商品説明会での学び〜その①〜

シラス壁セミナー風景

シラス壁の商品説明会に参加しました^^

みなさん、こんにちは!
ぐっちです!!
先日、10月9日に高千穂シラス株式会社さま主催の、シラス壁の商品説明会&施行実演会に参加して参りました!!
夢工房でも標準で内壁、外壁に使用させていただいておりますが、改めて「シラス壁って、すごい!!」と感じました☆
今回は、セミナーで学んだことをシェアさせていただきます♪


シラス壁の開発

「シラス壁の開発」

 
シラス壁の商品開発のきっかけは、高千穂シラス株式会社社長さまの故郷(南九州)にあったそうです。
子どもの頃に、故郷にて色々な洞窟に入って遊ばれていたそうなのですが、その時にシラスの洞窟だけは、いつも空気が澄んでいて居心地がよかったそうです。
また、養分が乏しく、土砂災害を起こす危険性のある厄介者として、南九州では嫌われて者であったシラス。そんなシラスも家畜小屋の床に撒くことで、家畜小屋特有のアンモニアを含んだ臭いを吸収するために使われているとのこと。
こうしたことが最初のきっかけとなり、シラス壁の開発が始まりました。


 シラス採掘場

「シラスとは」

 
2万5千年前、現在の鹿児島湾北部を火口とする、姶良(あいら)カルデラ噴火により、噴出した火砕流が堆積したもので、100%自然素材です。
シラスは漢字では、白砂、もしくは白洲と書きます。
通常の火山噴出物は、不純物が含まれているため、黒っぽい色が混じっていますが、シラスの場合は不純物の含有量が非常に少ないため、白いとのことでした。
シラスは砂のようにサラサラとしていて、粉砕の工程が不要だそうです。
 


シラスの顕微鏡写真

「シラスの特徴」

そんなシラスには、消臭・分解、殺菌、イオン化の効果がある理由があります。
現在も大学での研究が進められているそうですが、現在わかっていることは、シラスは人工では作れない多孔質の微粒子ということ。
多孔質というのは、細かい穴がたくさんあるということです。
そして、非晶質であるということ。
非晶質の反対語は、結晶質で、結晶質の代表は、雪の結晶。
左右対称のきれいな形が雪の結晶、結晶質の特徴ですが、非晶質はその反対で、とてもいびつな形をしています。
これらの特徴は、他の火山噴出物とは決定的に異なる性質とのことでした。
だから、消臭や調湿などの昨日を発揮するそうです。
ちなみに、シラス1gの比表面積は、約9㎡という非常に広い面積を誇っています。(ちなみに、焼成された珪藻土の約2倍の面積だそうです!)


「空気は通すけど、水は通さないシラス外壁」


そして、こちらの5秒の動画をご覧下さい!
内壁にも、外壁にも使われるシラスですが、外壁の特徴です。
動画では、シラス壁の通気テストが行われいて、水槽の真ん中をシラス壁で仕切っている形になっています。
上には、水が入っていて、下は空気です。
そこでよく見てみると、シラス壁からは気泡が上に出て、空気が出ている様子がよく見えますが、水は下に落ちてきていません。
このことが、シラスの外壁の防水はしっかりでも透湿作用があることを示しています。
外壁下地の湿気を逃がす呼吸する壁なため、表面の防水塗装も不要なエコな建材です!


「環境との共生と地域振興」

環境との共生
そして、シラス壁を製造する高千穂シラス株式会社さまでは、採掘場のある南九州宮崎県の地元の自然環境を守るため、工場設備はできるだけ拡大させず、地元の農家の空いている納屋を有効活用しているとのこと。
農家の方にも、袋詰めの作業を仕事としてお願いし、それが地域振興にもつながっています!!
会社として社会貢献に取り組まれていることに、とても感銘を受けました!


 
他にも、色々と学びがありましたが、また後日、その②をお伝えさせていただきますね^^
また、次回にもお伝えできればと思いますが、驚いたものが、お部屋のクロスの上から塗り壁ができる、白砂リフォームというものもございます!♪
夢工房では、内壁にも、外壁にもシラス壁を標準で使用しておりますので、ご興味のある方はぜひお問い合わせください☆

お電話でのご予約・お問い合わせ
06-6625-5621

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