阿倍野区モデルハウス|木材防腐剤の歴史について

大阪市阿倍野区で健康な住宅を建築している夢工房です。
弊社事務所から歩いてすぐの場所にモデルハウスを建設中です。
JAS規格においてヒバは防蟻・防腐処理をしなくても良いほど強い木材。
そんな木材を使用してモデルハウスを建築しています。
防蟻・防腐処理には身体に安心な竹酢液を塗っていきます。


 

なぜ、防腐薬剤を使わないのか?

夢工房では土台に樹齢300年ヒバや桧に竹酢液を塗ったものを使用しますが、
一般的には(説明がなければ)土台に防腐薬剤を注入された米ツガが使用されています。
米ツガは加工に適した木材ではあるのですが耐久性が低いので、本来は建具などに使われ、室内に使われるべき木材です。
これに防腐薬剤で耐久性を確保しようとしています。
では防腐薬剤はどんなものなのでしょうか?

防蟻・防腐処理剤の歴史

昭和60(1985)年 防蟻成分としてはクロルピリホス,ホキシム,ピリダフェンチオンなどの有機リン系薬剤,ペルメトリンなどのピレスロイド系,防腐成分と
しては IF-1000,サンプラス,キシラザンなどが使われるようになった。
平成9(1997)年 それまで主流だった有機リン系薬剤・クロム銅ヒ素系木材保存剤が急激に減っていく。引き金になったのは地下鉄サリン事件だった。
アルキルアンモニウム化合物(AAC)系,銅・AAC 系,ナフテン酸銅(NCU)系,ナフテン酸亜鉛(NZN)系が新たに採用された。
平成15(2003)年 クロルピリホスは,防除作業者や居住者への薬害が明らかになったために住宅等での使用が禁止された。

出典先:木材保存剤の変遷と今後の有り方
-木造住宅の基準・仕様書・工法などとのかかわりで-
筑波大学, 生命環境系,土居 修一 教授

健康的な住宅を提供するには「まだ防腐薬剤は信用できない。」

上記のように近年でも承認されたり、禁止されたりとを繰り返す防腐薬剤をどこまで信用していいのか。
また化学物質のアレルギー反応のでるかどうかは個人差があり、1万人に1人だけだから安心と呼べる。と言ったものではいけない。そんなお家を提供したくないと常々思っています。
健康的な住まいにするためには、橋にも使用できるほどの耐久性をもつヒバを使い、身体に安心な天然素材を使用する。夢工房が提供したい家は身体に安心で健康的な住まいです。

お電話でのご予約・お問い合わせ
06-6625-5621

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