「子どものアトピーがすっかり良くなった」嬉しい報告にち

「新築の家に引っ越してから、子どものアトピーがすっかり良くなったんです」
そんな嬉しいご報告を、お客様からいただきました。

このようなお言葉は、何度聞いても本当にうれしいものです。
私たちが大切にしている「家づくり」の意味が、こうして暮らすご家族の健やかな毎日に繋がっていることを、改めて実感できる瞬間でもあります。

そのご家族は、もともと賃貸マンションにお住まいで、お子さんにはアトピー性皮膚炎の症状があったそうです。
そこで、住まいを見直すことをきっかけに、「できるだけ自然素材を使った、体に優しい家に住みたい」と考え、私たちの家づくりに共感してくださいました。

弊社では、断熱材にセルロースファイバーを使用し、内装にはシラス壁など、床には無垢のフローリングなど、化学物質の使用を極力避けた素材を採用しています。
接着剤や防腐剤などに含まれる化学薬品によって体に負担がかからないよう、設計から施工まで一貫して「健康的な住まい」を意識しています。

実は、こうした「住まいと健康の関係」は、まだまだ世の中で十分に認知されているとは言えません。
たとえば、『痛いの日常化という視点からみた対処過程 ―乳幼児期アトピーの子どもをもつ母親の事例から―https://scholar.google.com/scholar?cluster=18397917093545833263&hl=ja&as_sdt=0,5』という、30年以上前に書かれた論文では、アトピーの子どもを持つ母親たちの切実な思いや試行錯誤が記録されています。

しかし、そこには「家」という環境が要因として挙げられることは、ほとんどありません。

それから30年経った今もなお、住まいの空気環境や建材などが、アトピーや喘息といった症状に影響を与える可能性について、積極的に語られる機会は多くないように思います。

実際には、入浴後にステロイドを塗布していたようなお子さんが、住まいの環境を整えたことで自然と症状が改善していく例でした。
こうした経験を目の当たりにすると、「家」という存在が、ただの「生活の器」ではなく、家族の健康や成長に深く関わっていることを、もっと多くの方に知っていただきたいと感じずにはいられません。

特に、子育て世代のご家庭や、日々子どもたちの健康に寄り添っている医療関係者の皆さまにも、住まいのあり方を見直すきっかけにしていただけたらと願っています。

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