
花粉症の人に知ってほしい給気フィルターについて
大阪市阿倍野区で健康で快適な家づくりをお手伝いしている夢工房スタッフです。
スギ花粉は2月から飛び始め、3月にピークを迎えます。その後、4月になるとスギ花粉は減少しますが、ヒノキ花粉が増加し、5月頃まで続きます。
家が花粉症対策にできることの一つ「換気」特に給気口につける高性能フィルターについてまとめました。
24時間換気システムで花粉を防ぐ

帰宅時に衣服を払う、室内干しや空気清浄機を活用するなど、室内に花粉を持ち込まない工夫も大切ですが、換気の方法を見直すことも重要です。
窓を開けると花粉が室内に入り込んでしまうため、24時間換気システムを活用するのがおすすめです。
換気システムには大きく分けて第1種換気(機械で給気・排気)と第3種換気(機械で排気、自然給気)の2種類があります。
花粉対策に適した換気システムとは?
花粉を防ぎつつ快適な空気環境を維持するためには、外気を取り込む際に高性能フィルターを設置できる換気システムを選ぶことがポイントです。例えば、
- 第1種換気(熱交換型)
外気をフィルターで浄化してから室内に取り込み、同時に排気を行う。熱交換機能があるため、冬は暖かい空気を保ち、夏は涼しさを維持できる。 - 第3種換気(フィルター付き給気口併用)
室内の汚れた空気を機械で排気し、給気口から外気を自然に取り込む方式。高性能フィルター付きの給気口を設置すれば、花粉の侵入を防ぎながら新鮮な空気を取り込める。
これらの換気システムを導入することで、外気を適切にコントロールしながら花粉を防ぐことが可能になります。
高性能フィルターで花粉対策を強化

24時間換気システムを活用する際には、給気口や換気扇に適したフィルターを設置することが重要です。特に、花粉対策に適したフィルターには以下のような種類があります。
フィルター名 | 特徴 | 交換目安 |
---|---|---|
PM2.5対応フィルター | 微細な粒子までキャッチし、花粉・ホコリの侵入を防ぐ | 3~6か月 |
静電フィルター | 静電気の力で花粉を吸着し、通気性も確保 | 6か月~1年 |
HEPAフィルター | 非常に高い捕集率を持ち、花粉やハウスダストを99%以上除去 | 6か月 |
活性炭フィルター | 花粉だけでなく、臭いや有害物質も吸着 | 6か月~1年 |
特にPM2.5対応フィルターやHEPAフィルターを導入することで、花粉の侵入を大幅に抑えることができます。これらのフィルターは、換気システムの給気口やエアコンフィルターにも設置可能です。
花粉の季節に家に居るのがもっと好きになる!
家の花粉対策をしっかりと行うことで、
- くしゃみや鼻水の症状を軽減
- 快適で清潔な室内環境を維持
- 家の中がリラックスできる空間に
といったメリットがあります。
春の花粉シーズンも、適切な換気システムと高性能フィルターを活用しながら、家の中を快適な空間に保ちましょう。家から花粉を追い出し、心からくつろげる住まいをつくりませんか?
