
冬を健康的に暮らすためにはリフォームが大切
大阪市阿倍野区で健康で快適な家づくりをお手伝いしている夢工房スタッフです。
暖房をつけていても足元が冷たかったり、朝起きたときに部屋がひんやりしていると、体にも負担がかかります。
実は、お家の中の「温度」が健康に大きく影響していることが、さまざまなデータでわかっています。今回はそのデータと対策方法をわかりやすくご紹介しますね。
冬の寝室は寒すぎる!?データが示す危険な室温
パナソニックのエアコン「エオリア」には、スマホと連携する専用アプリがあります。このアプリを利用しているユーザーの寝室データをもとにした調査がパナソニックより発表されていました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000852.000024101.html
気になる 冬の平均寝室温度ランキングを見てみると…
なんと大阪は 全国で12位とのことです。
「大阪って温暖な地域だからそんなに寒くないのでは?」と思うかもしれませんが、実際の 寝室平均室温は15.0℃。実はあまり高くないのです。
これが健康面でどのようなリスクをもたらすのでしょうか?
15℃の寝室は健康リスクがあるって本当?
イギリスの「HHSRS」(英国保健省)の基準によると、
人が健康でいられる室温は21℃前後。
一方で、16℃以下になると体に深刻なリスクが高まるとされています。
一般社団法人健康・省エネ住宅を推進する国民会議のページには以下のように紹介されています。
http://www.kokumin-kaigi.jp/thinkhealth/thth/longevity.html

大阪の15℃という寝室温度は、すでにその基準を下回っています。特に、冬場は心疾患や脳血管疾患が増加することが知られており、12月から2月にかけて死亡リスクが急上昇するというデータも報告されています。

ヒートショックに注意!温度差が健康を脅かします
パナソニック株式会社 コミュニケーションデザインセンターの記事には東京都市大学教授で医師の早坂信哉先生が、次のようにコメントしています。
温度差が大きいとヒートショックの原因に。なるべく温度差を少なくすることが重要です。また、夜寝ていてお手洗いに行きたくなった場合は、寝室から出ると廊下やトイレはさらに低く8℃ほどに。トイレでは、いきむと血圧が上昇する恐れもあります。
光熱費が気になる昨今ですが、お布団から出たら一枚羽織る、スリッパを履くなど工夫をしましょう
高齢者ほど湯たんぽや電気毛布など、お布団の中を温めるアイテムを使いがちですが、ヒートショックが起きる可能性が高くなるため、お部屋全体も暖めることが大切です。特に寒さが厳しい日はWHO推奨の18℃以上に保つことを心がけましょう。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000852.000024101.html
暖房だけでは足りない理由
「暖房をつけているのに、どうして寒く感じるの?」
実は、これには住宅の 気密性・断熱性の不足が関係しています。

東京大学大学院の調査では、気密性が低い家ではエアコンをつけていても暖かい空気が上に逃げ、足元は冷たいままだという結果が報告されています。特に寝室では、就寝中に体を動かさないため、空気がほとんど動かず部屋の低い位置が冷え込んでしまうんです。
エアコンを常に強くつけておかないといけないと言った意味でもお財布にやさしくないのは想像できますよね。
冬を健康的に過ごすには住宅性能をアップするリフォームが効果的
寒さを防ぐには、暖房だけに頼るのではなく、住宅性能を高める断熱リフォームが効果的です。お家全体を暖かく保つことで、寒さの悩みも光熱費の心配も軽減できます。
断熱性能をアップさせる
断熱リフォームはおうちを快適にする基本です。
- 壁・床・天井に断熱材を追加する
- 窓を二重窓や樹脂サッシに交換する
窓から熱が逃げる割合は50%を超えると言われています。高性能な窓への交換は、暖かさを保つのにとても効果的です。
まずはお気軽にご相談ください
冬だけではなく、春、秋も朝晩も寒さを我慢しながら過ごすのは、もう終わりにしませんか?
寒さを防ぐリフォームは、健康面だけでなく、快適な暮らしや光熱費の節約にもつながります。
お客様一人ひとりのライフスタイルに合わせた最適なプランをご提案しますので、どうぞお気軽にご相談ください!
今年の冬はもっと暖かく、安心・安全に過ごしましょう!
