
阪神淡路大震災から30年 - 今こそ始める地震対策
大阪市阿倍野区で健康で快適な家づくりをお手伝いしている夢工房スタッフです。
今年1月17日で、阪神淡路大震災から30年が経過しました。当時、多くの命が失われ、家屋が倒壊した大災害の記憶は、今もなお色あせることなく私たちの心に刻まれています。

https://www.bosai.yomiuri.co.jp/feature/4664
加えて、近年地震の発生頻度が増加しているように感じます。例えば2022年には、日本各地で最大震度5弱以上の地震が8回も記録されています。このような状況を目の当たりにすると、災害への備えの重要性を痛感せざるを得ません。
耐震力不足と劣化
1995年の阪神淡路大震災では、特に古い耐震基準で建てられた家屋が大きな被害を受けました。その原因は以下のようなものでした
- 接合部の弱さ
- 耐力壁の不足や偏り
- 基礎部分の劣化
なお、旧耐震基準の家は上記のような耐震力不足を抱えたままです。
また、当時の調査で明らかになったのは、シロアリ被害や結露による木材の腐朽が倒壊リスクを大きく高めていたという事実です。実際、蟻害や腐朽がある家屋の倒壊率は90%以上と非常に高かったのです。
こうした教訓から、現在の新築住宅の耐震性は格段に向上しました。しかし、既存の住宅には耐震基準の義務がなく、そのままでは災害時に大きなリスクを抱えたままです。
今年こそ始めよう! 地震対策
家族の命と財産を守るためには、まず現在の住まいの状態を確認し、必要な対策を講じることが大切です。特に以下のポイントに注目しましょう:
- シロアリ被害や腐朽の有無を点検
被害があれば修理を行い、予防対策も講じましょう。 - 耐震診断の実施
現在の住まいの耐震性能を専門家にチェックしてもらい、必要に応じて補強を行います。 - 耐震等級3の住まいづくり
夢工房では、地震に強い耐震等級3の新築住宅や、制振工法を取り入れたリフォームを提供しています。
南海トラフ地震が今年来るのか、それとも30年後なのかは分かりません。しかし、災害に備える準備は今すぐにでも始められます。
30年前の災害から学んだ教訓をこれからの安心につなげていくこと
とても大切なことだと思います。
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