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買取再販物件と中古住宅+リノベの比較:メリット・デメリット
大阪市阿倍野区で健康で快適な家づくりをしている夢工房スタッフです。
最近、不動産価格の高騰を受けて、中古住宅が再び注目を集めています。新築住宅の価格は年々上昇しており、大阪市では標準価格帯が 3,853万円 となり、15年10~12月期から35期連続で前年同期を上回っています。
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この記事では、「不動産会社が買取&リノベーションした物件」と「中古住宅を購入して自分でリノベーションする方法」を比較し、それぞれのメリット・デメリットについて分かりやすく解説します。
不動産会社が買取&リノベ物件とは?
「買取&リノベ物件」とは、不動産会社が中古住宅やマンションを買い取り、自社でリノベーションを施した後に再販売する物件です。これらの物件は、プロが問題箇所を解消し、現代のライフスタイルに合うようデザインや性能を向上させたもので、購入後すぐに住める状態で販売されます。
メリット
1.購入後すぐ住める
リノベーション済みのため、工事を待つ必要がありません。忙しい方や新居が急ぎで必要な方には便利です。
2.予算が明確
トータル費用が分かりやすく、購入時の安心感があります。
デメリット
1.価格が高くなりがち
不動産会社の利益が上乗せされるため、同じ規模の中古住宅より販売価格が高くなる場合があります。
2.カスタマイズの制限
既にリノベーションされているため、間取りやデザインを自分好みに変更しづらいです。
注意点
「リノベーションの質」にばらつきがある点に注意が必要です。不動産会社が行ったリノベーションは、施工の品質や方針が異なる場合があります。特に以下を確認することをおすすめします
- 見えない部分(配管や断熱材など)の改修状況
- 住宅性能(耐震性・断熱性・省エネ性能)
中古住宅を購入してリノベーションするとは?
「中古住宅を購入してリノベーションする」とは、自分で中古住宅を購入し、その後必要な改修やデザイン変更を行う方法です。この手法では、物件の選択肢が広がり、自分好みの設計やデザインが可能です。さらに、規模や内容に応じて住宅性能を向上させることもできます。
メリット
1.自由度が高い
自分のライフスタイルや好みに合わせて間取りやデザインをカスタマイズできます。
2.物件の選択肢が多い
市場に出回る中古物件の数が多く、理想に近い家を見つけやすいです。
デメリット
1.予期せぬ問題の発生
リノベーション中に配管の腐食や断熱材の劣化など、想定外の問題が発生するリスクがあります。
2.保証が短い
仲介で購入した場合、設備等の保証期間が短いことが多いです。
家を購入することは暮らしの質を見直す機会
新築住宅か中古住宅か、あるいは買取再販物件か中古リノベ物件か。選択肢はさまざまですが、家を購入することは、暮らしの質を見直す良い機会でもあります。自分や家族のライフスタイルに合った選択をして、理想の住まいを実現しましょう。
