住宅ローンの基本について
大阪市阿倍野区で健康で快適な家づくりをお手伝いしている夢工房スタッフです。住宅ローンはお家づくりにおいて最初のハードルですよね。
今回は初めての家づくりでの最初のハードル、住宅ローンについてまとめました。
住宅ローン金利の仕組み
家を購入する際、多くの人が住宅ローンを利用します。しかし、住宅ローンは少し複雑で、理解するのが難しいと感じる方も少なくありません。
それは成り立ちが金融関係でないとわかりにくいと言うことがあるかもしれません。
住宅ローンの金利は、基準金利に基づいて決まります。基準金利は、短期プライムレートなどの市場金利と連動しており、借り入れた人の状況や金融機関のサービスによって、金利優遇が受けられることがあります。そのため、同じ時期に住宅ローンを借りても、金利は人によって異なることがあります
金利による支払い額の変化
金利が異なると、毎月の支払い額や総支払額も変わってきます。例えば、借入額を4,000万円とした場合、以下のようになります。
- 金利0.6%:毎月の支払い額105,612円、総支払額44,356,855円(利息合計4,356,855円)
- 金利1.0%:毎月の支払い額112,914円、総支払額47,423,997円(利息合計7,423,997円)
このように、金利の違いが家計に大きな影響を与えることがあります。
利子補給制度
大阪市には「大阪市新婚・子育て世帯向け分譲住宅購入融資利子補給制度」という支援制度があります。これにより、通常の住宅ローン控除に加え、さらなる支援が受けられるため、経済的な負担が軽減されます。
https://house.goo.ne.jp/chiiki/kurashi/hojo_shinchiku/oosaka.html
住宅ローン控除の概要
また国も住宅ローン控除があります。
2024年度の住宅ローン控除は、住宅を取得する際に利用できる税制上の優遇措置です。
住宅ローン控除は、住宅を取得するために借り入れたローンの残高に応じて、所得税から控除される制度です。控除の対象となるのは、新築住宅(住宅性能によって)既存住宅、リフォーム(増改築)など、幅広い住宅取得が含まれます。控除額は、借入金の残高や年数、住宅の種類によって異なります。
2024年度の住宅ローン控除では、控除額は借入金残高の0.7%が基本となります。
例えば、
長期優良住宅で子育て世帯・若者夫婦世帯で5000万円借り入れした場合、
(ここでは年末残高を5000万円として計算)
年末残高5000万円×0.7%=350,000円
350,000円が減額枠となります。
所得税が減額され、足りない部分は市民税からも減税されます。
これが13年受けることができます。
2024年度の住宅ローン控除は、住宅を購入する際に非常に有用な税制優遇措置です。住宅を取得することで得られる控除は、将来の家計に大きな影響を与えることが期待されます。適切な手続きを行い、控除を最大限に活用することで、負担を軽減し、より良い住環境を手に入れましょう。
団体信用生命保険
住宅ローンを組むと団体信用生命保険に強制加入します。
団体信用生命保険(団信)とは、住宅ローンを利用して家を購入する際に、多くの金融機関が提供する保険です。この保険に加入することで、借り入れた本人が死亡または高度障害に該当した場合、残りのローン残高が保険金で一括返済されるため、家族が経済的な負担から解放される仕組みとなっています。
団体信用生命保険のメリット
団体信用生命保険に加入することで、万が一の事態が発生しても、残された家族は住宅ローンの返済を心配する必要がありません。これにより、家族の生活水準が維持され、安心して暮らすことができます。
保険料がローンに組み込まれています。
団体信用生命保険の保険料は、住宅ローンの金利に組み込まれるため、別途保険料を支払う必要がありません。このため、資金計画が立てやすく、無理のない返済が可能です。
また死亡時などの保険適用だけでなく、ガンや三大疾病などオプションでより安心できる保険にも代えることができるのも特徴です。
https://www.resonabank.co.jp/kojin/column/jutaku/column_0018.html
住宅ローンを組むときは長寿命な住宅で
住宅ローンは一般的に長期間にわたるため、購入した家の寿命が住宅ローンの期間をはるかに超えることが非常に重要です。私たちが家を購入する際には、単に目先の支払いだけでなく、将来にわたって快適に住み続けられるかどうかも考慮する必要があります。
特に「長期優良住宅」として認定される高耐久住宅は、強固な構造と優れた性能を持っています。これにより、長い年月を経ても劣化しにくく、家族が安心して暮らせる空間を提供します。また、高耐久性の住宅は、維持管理の手間が少なく、長期的なコスト削減にも寄与します。
さらに、透湿性のある住宅も注目されています。透湿性住宅は、湿気を適切にコントロールすることで、カビやダニの発生を防ぎ、健康的な住環境を保ちます。湿度管理が適切に行われていると、居住空間が快適になるだけでなく、建物自体の劣化も抑えられます。
このように、長期にわたって安心して住める家を選ぶことは、住宅ローンの支払いを続ける上で非常に重要です。しっかりとした家を建てることは、家族の未来を守る投資でもあります。夢工房では、これらの要素を考慮し、最高の住宅を提供することに力を入れています。お客様の理想を形にするために、耐久性、快適性、そして長寿命を兼ね備えた住まいを提供していきます。