家を建てる時に注意するべきこと『耐用年数』について

大阪市で健康で快適な家づくりを行う夢工房です。

家を建てる際には、夢にあふれる家づくりの過程で、どうしても『耐久性』は後回しにされがちです。

広いリビングルーム、子供部屋の確保、エネルギー効率の高い設備など、間取りや設備に対する希望は多岐にわたります。家族のライフスタイルや将来的なニーズを考慮して、快適で機能的な住まいを実現することが優先されるのは当然のことです。

しかし、忘れてはならないのは、家は長期間にわたって使用する資産であり、その『耐用年数』が重要だということです。将来の安全性やメンテナンス費用を抑えるためには、初期段階から耐久性に優れた材料や適切な設計を考慮することが不可欠です。

耐用年数を考慮した家づくりのポイント

  1. 高品質な建材の使用
    家の耐用年数を引き上げるためには、まず耐久性のある材料を選ぶことが重要です。例えば、私たちが推奨するのは『そとん壁』です。そとん壁は自然素材であり、通気性と断熱性に優れているため、快適な室内環境を保ちつつ長期間にわたって劣化を防ぎます。
  2. 腐敗や害虫による劣化を防ぐ
    木造建築では、防腐・防蟻対策が欠かせません。一般的な防蟻薬剤は揮発性があり、その揮発成分でシロアリや虫を遠ざけるのですが、強すぎる溶剤は居住者の健康に影響を及ぼす可能性があります。さらに、こうした薬剤の効果は約5年程度で失われます。そのため、私たちは揮発性のないホウ酸などの人に無害な防蟻材を使用しています。これにより、長期間にわたりシロアリの被害を防ぐことができます。
  3. 定期的なメンテナンス
    耐用年数を延ばすためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。特に防蟻・防腐処理の効果を持続させるためには、定期的な点検とメンテナンスが重要です。専門家による定期的なチェックを行うことで、問題を早期に発見し、対策を講じることができます。

まとめ

家を建てる際には、快適な住まいを実現するための間取りや設備だけでなく、長期間にわたって安心して暮らせる耐久性も重視することが大切です。耐久性のある材料を選び、適切な防蟻・防腐対策を施し、定期的なメンテナンスを行うことで、将来的なメンテナンス費用を抑えつつ、快適で安全な住まいを保つことができます。

夢工房では、皆様の大切な住まいの耐用年数を最大限に引き上げるためのサポートを全力で行っています。安心して長く住める家づくりを一緒に進めていきましょう。

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