地球の温度は上がっているのか?住宅ができること

大阪市で健康で快適な家づくりを行う夢工房です

最近、環境意識の高いお施主様とお話しする機会がありました。大阪市内で環境を意識することが難しい中、非常に勉強されている方でした。というのも、その方は会社で環境対策に関する部署に所属し、様々な取り組みをされていたそうです。最初は大変だったものの、本当に必要なものだと考えを改められたとのことでした。

また、環境負荷を考えた家づくりを目指すことは非常に難しいと感じておられました。私たち建築会社にも、もっと環境負荷軽減への意識を持ってほしいと訴えられました。

「まさにその通り!」

デザインや性能だけでなく、私たちには一般教養として環境負荷軽減に向けた解決策を持つ必要があると強く感じました。今のところ、環境負荷軽減を重視した家づくりを行う方は少ないかもしれませんが、構造や施工など私たちに任される部分です。

ここでは脱炭素社会に向けた住宅の取り組みについてまとめました。

地球の温度は上がっているのか?

地球温暖化と言う言葉には新しさもなく、なんとなく慣れを感じてしまっていませんか?
NASAが発表した地球の温度上昇がわかる動画ありますので、ご紹介します。
1990年代と2010年代から2段階で急激に上がっていることがわかります。

脱炭素に向けた住宅のエネルギー効率の向上

給湯や照明など、少ないエネルギーで同じ効果を得る省エネルギー設備や、断熱材、高性能な窓、高い気密性で冷暖房費を抑えることで、住宅のエネルギー消費量を削減することができます。太陽光発電システムでエネルギーを自分で創り出し、エネルギー消費する量を減らすことがとても重要です。

電気代高いですしね。

エンボディカーボンの削減

石油製品から作られる建材は製造時に多くのエネルギーを消費します。地域の杉やヒノキ、漆喰、紙クロスなど、製造時のエネルギーコストを抑えた素材を選ぶことで、住宅全体のエンボディカーボンを減らすことが可能です。

シラス壁

弊社がよく使う外壁材「そとん壁」内装仕上げ材「シラス壁」
どちらもシラスでできており、火山灰を主成分としており、天然由来の素材であるため環境に優しいです。この素材は、化学薬品や合成物質を使用せず、自然環境に負荷をかけない点が魅力です。


シラス壁は、日本の伝統的な建築材料であり、多くの特長から現代でも広く利用されています。自然素材であり、調湿効果や防火性、消臭効果、断熱効果などがあり、環境に優しく快適な住環境を提供します。また、省CO2な建材としても優れた性能を持ち、生産過程でのCO2排出量が少なく、その長寿命性から廃棄物の発生も抑えられます。

脱炭素住宅の社会的責任

今年の夏は観測史上最も熱くなる予想だと報道されています。住宅が社会に貢献できることは多くあります。しかし、貢献できない住宅は逆に社会の足を引っ張ってしまいます。だからこそ、私たちは脱炭素に貢献できる住宅を提供していかなければならないのです。

難しいことを考えてくださいと言うつもりはありません。
夢工房と建てる家がこっそりと脱炭素に貢献できる家です。しっかり未来も守る家を提供していきたいと思います。

将来にわたって胸張れる家を一緒に建てましょう。

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