「健康建材」という言葉をご存じでしょうか。
これは、人体への影響を考慮して選ばれた建材のことを指します。

その中でも注目されている自然素材が、”シラス壁 “です。
写真では漆喰のように見えるかもしれませんね。

シラス壁にはどのような特徴があるのでしょうか。シラス壁の魅力と、健康建材選びのポイントについて解説します。自分や家族の健康を考えるなら、ぜひ参考にしてみてください。

シラス壁-マグマセラミック

素朴な印象のあるシラス壁

シラス壁は、高千穂シラス株式会社が製造・販売する天然の火山性物質を原料とした省エネ素材です。
マグマセラミックと呼ばれるこの天然無機セラミック素材は、非晶質の火山ガラスでできています。有害な成分を含まない無機質で不燃性の素材であり、耐火性に優れています。

見た目の上品な印象以上に健康に寄与する機能がたくさんあります。
そのためにはその性質から見ていく必要があります。

また、他の石膏素材のように窯で焼く必要がないため、製造時に二酸化炭素などの温室効果ガスを排出する必要がない。ので環境負荷配慮建材とも言えます。

シラス壁で健康な暮らし

健康建材を選ぶ際には、それが室内環境にどのような影響を与えるかを考慮することが重要です。有害物質やアレルゲンなど、有害な可能性のある物質を含まず、耐火性のある素材であることが望ましい。

また、吸音性があり、通気性がよく、空気の循環がよい素材であることも必要です。シラス壁は健康に暮らすためにとても良い室内環境をつくります。