
【シラス壁 】その性能でプロに多くのファンを持つ奇跡のような壁材
大阪市阿倍野区に事務所を構える健康注文住宅・健康リフォーム工務店 夢工房スタッフです。
弊社では室内の仕上げにシラス壁や珪藻土入りの和紙壁など使用しています。
特にシラス壁は室内環境を改善に非常に期待できます。
この記事では室内の悩みとシラス壁についてまとめていきたいと思います。
火山によってつくられるセラミック製品?

シラス壁とはシラス台地と呼ばれる九州の南部一帯に分布する火山によってつくられた台地からつくられる内装仕上げ材です。
マグマの噴火によって発生する火砕流が堆積し、ほかの土と混ざることなく地層を形成するシラス台地は鹿児島県から宮崎県南部にかけて100mを超える厚さを持つ地層に積み重なっています。

シラスは火砕流が原材料で火山噴出物とガス成分が混ざり合った状態で自らの熱(数100度~1000℃)で焼き固められています。
まさに無機物を加熱処理したセラミックと同じことが火山によってつくられたものと言えそうです。
自然でしかつくれない非常に細かな微粒子のなかに小さな穴を持つ多孔質をもち、複雑な構造を持っています。
シラス壁 プロ御用達の内装仕上げ材
そんな偶然ともいえる誕生の仕方をするシラス壁にはプロがこぞって使用しています。その中でも住宅で有名な建築家は伊礼智設計室ではないでしょうか?
美しいフォルムにシラス壁が良く合っていますよね。

左官もファンが多い
塗り壁の専門家、左官屋さん
今は裏方のイメージが多いかもしれませんが、
昔は大工を右官、そして左官を左官と呼び、大工よりも上位の呼び方をされていました。
それほどまでに職人技術を有する専門職の左官たちにもシラス壁は多くのファンにしているようです。
弊社もほかの塗り材の勉強を兼ねてサンプルを取り寄せては左官に嫌な顔をされる始末で、、
https://www.takachiho-shirasu.co.jp/co_navi/eb97249bf9e2b1280b4941184f5e4679-16.html#pref27
シラス壁は内装材と外装材に分かれている。
内装に使用される薩摩中霧島壁シリーズとお家の外に使用されるスーパー白洲そとん壁Wが代表的です。

室内側はきめ細かく、室外は汚れにくいようになっています。
どちらも静電気が少ないので、よごれが付きにくくキレイが続く優れた建材です。
薩摩中霧島壁は砂壁とは違う。

また塩ビ製の壁紙を選ばれる方の多くが、ぬりかべはボロボロ落ちて掃除が大変とおっしゃりますが、砂壁と呼ばれる壁のことをイメージしておられるのではないでしょうか?すこし昔のお家には和室などにありましたよね。
これは砂壁はノリと砂を混ぜたものを石膏ボードやモルタルの上に塗ったものです。砂を集めたもののためボロボロ落ちてしまいます。
薩摩中霧島壁はぼろぼろと落ちにくい素材になっています。
こちらはモデルハウスなどで体感いただくとより落ちにくいこと確認いただけるのではないでしょうか。
屋外に使用するシラス壁に力を加えるとぽろぽろと砂状にとれる。
逆に室外に使用するそとん壁は落ち着くまでは表面に力を加えたときに少しぽろぽろと砂状にとれます。これは水を表面で防ぐのではなく、厚みで防水を行うので、左官工事のときに粗めに施工するからで、品質には問題なくので安心していただけたらと思います。
表面だけの保護ではないので、より耐久性があるものと考えていただけたら嬉しいです。
このあたりも室内用と屋外用のシラス壁の違いですね。
自然素材でできた家
自然素材でできた家を提供している夢工房のキー建材ともいえるシラス壁。
消臭効果、調湿効果、除菌効果などその魅力についてはまだまだお伝えしたいことがあります。
https://yume-studio.jp/material/material_about.html?p_id=50
あわせてこちらのページもご覧になっていただけたらと思います。
また室内環境は目には見えないため、ぜひ体感いただけましたらと思います。

モデルハウスはこちらになります。
ぜひ、ご予約の上体感ください。
