家と健康の関係|ウェルネスハウスという考え方
大阪市阿倍野区に事務所を構える健康注文住宅・リフォーム専門の工務店 夢工房スタッフです。
コロナの前後で安全な暮らしへの関心は高まったようです。
健康的な暮らしが叶う家づくりをつづけてきた夢工房ではコロナ禍前後でお客様からの相談内容が少し変わっていると感じています。
そんな優先順位があがった健康で安全な家について少しまとめていきます。
高い断熱性能で健康な家
外気の温度の変化を室内に影響させにくくする断熱性を高くすると省エネ性の向上が同時に望めます。
ひと昔まえでは床暖房が体にいいと言われていた時期がありましたが、床暖房を設置してしまうと省エネ性が大きく損なわれてしまいます。
しっかりと住宅基本性能の一つ、高断熱を実現し、足元と顔付近の温度をなくすことがとても大事になってきます。
室内の温熱環境を整え、温度ストレスのない暮らしに整えてあげてください。
「ヒートショック」の心配がいらない家へ
家の中で起きる事故による年間の死亡者数はおよそ15,000人で、これは交通事故による年間死亡者数の約4倍ともいわれます。中でも屋内の寒さに起因する事故の多くは「ヒートショック」によって引き起こされています。
冬、暖房をきかせたリビングから、寒い廊下を通って、寒い脱衣所で服を脱ぐ、そして温かいお風呂にかたまでつかる。
温度の変化に体がついていけず、脳や心臓付近の血管が詰まったり破れたりするヒートショックを起こすと言われています。
お家全体を高性能化することで家全体を暖かくすることで解決することができます。
温度ストレスは高血圧のもと
慶応義塾大学伊香賀教授の研究で、温度差が激しい家に住んでいると血圧が高くなってしまうという研究結果が出ています。
この研究によって室間温度差を解決すると血圧が5.1mmHg下がるとのこと
住宅環境で大事ですね。
ウェルネスハウス班のデータをご覧ください。
http://www.ikaga.sd.keio.ac.jp/group-well.php
幼児など子どもたちにとっても住宅内温熱環境はとても大事
上記の研究はほかにも驚くべき内容を紹介しています。
住宅内温熱環境と幼児の欠席率を調べた資料です。
子どもたちは大人と違い体温調整が未熟なために、今の温度が低いと体調を崩しやすくなってしまいます。
朝晩が冷え込む秋から春先にかけて、住宅内温熱環境が不十分な場合、幼稚園の欠席が多いとのこと。
子どもが体調を崩して、心配しない親御さんなんていないと思いますし、子どもが体調を崩すと仕事にもいきにくくなります。
子どもの体調がいいに決まっています。
実は家が大きな要因があると驚きの研究結果ですよね。
コロナ過が落ち着いても健康で安全な家を考える必要が有りそう。
ウェルネスな家は、温熱環境だけではなく、音や空気質にもこだわってつくる家です。
最近省エネへの動きで高断熱化が進んでいますが、健康で安全な家にするためには、こだわりたいことはまだまだ、、。
今後もブログで更新していきます。
また、桑津でモデルハウスも用意しておりますので、ぜひそちらで夢工房がつくる健康で安全な家を体感いただけたらと思います。
より良い暮らしは家から。
新築だけでなくリフォームでもしっかりと健康を考えたお家にしていきましょう。