【大阪市】長期優良住宅を建てるなら

大阪阿倍野区で健康的に暮らせる家を建てている夢工房スタッフです。
今年は10月1日に長期優良住宅認定基準が見直され、改正長期優良住宅制度が始まる予定です。

この記事では新しい改正・長期優良住宅のことをまとめていきます。

「長期優良住宅」は公的な優良住宅認定制度

良い住宅を表す認定はいくつかありますが、長期優良住宅はもっとも横断的な認定を活用されている制度と言えます。

その内容は
1.「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づく評価方法基準のうち主要住宅性能項目【劣化対策】【耐震性】【維持管理等】【省エネ対策】で一定の評価をうける。
2.維持保全期間30年の維持保全計画を作成、少なくとも10年ごとの定期的な点検・修理を行うこと
3.居住環境等への配慮がされていること
4.住戸面積基準に適合
5.資金計画

上記を満たしていることを建築前に登録住宅性能評価機関を介して所轄行政庁に申請し、認定を受けることができる制度。
認定されることで補助金や税金優遇などが受けられます。

認定基準

「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づく評価方法基準において一定の基準を満たす必要があります。

主要(必須)分野・項目
・構造の安定に関すること
・劣化の軽減に関すること
・維持管理・更新への配慮に関すること
・温熱環境・エネルギー消費量に関すること

見直し分野・項目

①「ZEH相当」への基準の引き上げ
②壁量計算による耐震等級2から耐震等級3へ見直し
③豪雨など災害リスクを配慮する基準の追加
長期優良住宅の認定を行わない区域等が追加

長期優良住宅として認定されない区域
(1) 地すべり防止区域
(2) 急傾斜地崩壊危険区域
(3) 土砂災害特別警戒区域

長期優良住宅として認定されないもしくは措置が必要な区域
(4) 災害危険区域
(5) 津波災害特別警戒区域
(6) 浸水被害防止区域

長期優良住宅として措置等が必要な区域
(7) 洪水浸水想定区域
(8) 雨水出水浸水想定区域
(9) 高潮浸水想定区域
(10) 土砂災害警戒区域
(11) 津波災害警戒区域

大阪市ハザードマップでご確認ください。
https://www.city.osaka.lg.jp/kikikanrishitsu/page/0000299877.html

改正・長期優良住宅で
未来も誇れる住宅を

長期優良住宅の良さは横断的な制度であること。

今後、既存住宅の性能見える化に関する施策が予定されています。
例えば、売買や賃貸時の広告段階での燃費性能の明示や住宅診断の推進など、透明性のある不動産流通のための政策が予定されています。

今後お家づくりをお考えの場合はぜひ、ご参考にしていただけたらと思います。

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