杉の魅力について|健康を暮らしに取り入れた施工例

大阪阿倍野区で健康的な暮らしを支える家を建てています夢工房です。
柱にフローリング、建具材、そして昔は電柱にも使われていた『杉』についてご紹介していきます。

私たち日本人にとても身近なこの杉。
実は特別な特長をたくさん持っています。

杉にご興味が広がるブログになれば幸いです。

『杉』は日本固有種!?

メタセコイヤ

私たちには身近過ぎて、知らない方も多いのではないでしょうか?
実は杉は日本固有種。

近い種では滋賀県マキノのメタセコイヤ並木が有名なメタセコイヤ(Metasequoia glyptostroboides)や中国原産コウヨウザンなどがあります。

地域ごとに品種があり大きく性格を変える木種

縄文杉は「杉」で一番知られている杉ではないでしょうか。
土壌に恵まれず、雨の多い屋久島で独特の進化を進んだ結果、他にはない縄文杉になっていきました。
樹脂の量が圧倒的に多いのだそうです。

他にも大阪城にも使用されていた吉野杉や美しい杢目をもつ天竜杉など、全国に地域材があり、

地産地消の観点からも、地域に言葉通り根差してきた木材を使用することができる木材としても再注目が進んでいます。

人に癒しの香りは杉の防衛手段 

杉の香りの成分には血圧を低下させ、心拍数を少なくする効果があるとされています。そのため、睡眠時の安眠サポートし、脳内のアルファ波が増加するそうです。

杉の香りを使ったセラピーなどにも利用されていますので、杉の香りが心身の健康維持や増進に効果があることは一般的にも知られていると思います。

では人に癒し与える杉の香りの正体とは何でしょうか。

それは、フィトンチッド(精油成分)です。
このフィトンチッドは木が微生物から自身の身を守るために放つ芳香性物質です。

森の中に入ると深呼吸したくなるのは、木から発する芳香性物質に満たされた空間だからと言われています。

森林浴とはよくいったもので、森林の中でこの気持ちを落ち着かせる空間に身体であびること。

杉を床、壁、天井に 
暮らしに取り入れる。

杉を暮らしに取り入れる際にもっとも多いのが床材ではないでしょうか。
杉と同じ針葉樹のヒノキや広葉樹のカバやナラなどよりも空気層が多く断熱性もクッション性も高いのが特長な杉フローリングです。

そのため床に利用すると足ざわりが柔らかく、あたたみを感じやすい木材です。

壁材(羽目板)に使用する住宅も素敵ですよね。
杉が持つ調湿性で室内を一定の湿度に保つ手伝いをしてくれます。

2階寝室に利用したケースです。
少し前にも書いたのですが、杉には安眠をサポートする香り成分が自ら発するため、寝室におすすめです。

大阪で健康的な暮らしをお探しでしたら夢工房にご相談ください。
新築だけでなく、リフォームでもご対応させていただきます。

ぜひ、暮らしの中に杉をはじめとする無垢材を取り入れて快適な暮らしを手に入れてください。

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