大阪市阿倍野区｜無垢材と自然素材を使った健康「狭小住宅」
無垢材と自然素材を使った健康「狭小住宅」。 何度も打合せを重ね工夫し、狭さを感じさせない満足の家づくり
H様邸（新築）
正面の外壁には、2万5千年前の火山活動によって噴出した巨大火砕流が堆積してできた特殊な土「シラス」を主原料とした、100%自然素材のシラスそとん壁を使用。マグマセラミック素材であるため、退色、劣化しにくく高耐久で、メンテナンスもほとんどいりません。断熱性能もあり、エアコンの稼働率減少に貢献してくれます。そとん壁の自然素材の風合いによって、外観がダイナミックでかつおしゃれな印象になるのも特徴。正面以外の見えない壁はサイディングにすることで、コストを削減し、お施主様の予算をしっかり守った家づくりを行いました。
H様の家は、これから家を建てる人に対して、H様のご好意で随時個別見学もさせていただいておりますので、ご興味がおありの方は、ぜひ当社まで問い合わせください。
こちらがリビング。床には「床暖房対応の赤松無垢材」を使用いたしました。各部屋の床に使う無垢材には、木の呼吸を妨げない自然派ワックスをかけています。そのため、木の温もりが足裏に直接伝わり、床にそのまま座っても、冷たさを感じずに健康的で快適です。また、細長い間取りに合わせて、杉の一枚板のテーブルを設置いたしました。椅子は、桐から作られたもので、軽くて暖かいのが特徴です。壁側に置かれたベンチには、壁に寄りかかりやすいようにと背もたれ用の板を貼りました。
天窓を採用して、太陽の光が家全体にも届くように設計しました。天窓を開放しておけば、階段が風の通り道となり、下の階の開口部から入った風が天窓へと導かれ、換気面に効果があります。特に夏場において、暖かい空気は上昇していく性質から、家に溜まった熱気を天窓から排出することで、室温上昇を緩和してくれます。また、本来はデッドスペースとなる部分も、しっかりと収納を設けました。
赤松の天然木無垢材でできた階段は、窓から光と風が通り抜け、空間に広々とした印象を与えてくれるスリット状に。自然の光や風をふんだんに取り入れるのが、夢工房の自然素材住宅の特徴です。外からもたらされる光や風の心地良さを感じられるように設計をいたしました。また、狭い土地でも階段の傾斜がゆるやかになるように、安全面の配慮もいたしました。
こちらは、キッチン。狭小住宅であっても、3口コンロで広々と料理ができるようにスペースを確保いたしました。キッチン収納を造作にすることも多いですが、キッチンとの一体感を意識して、Hさんの家では既製品のカップボードを採用いたしました。たっぷりと収納できるものをこだわって選びました。電子レンジ、ダストボックスを収めることができて、食器もたくさん収納することができます。
造作テーブルがない場合のリビング。写真の奥には、独立型のキッチンがあります。壁や天井には珪藻土クロスを使用。クロスを貼る接着剤にも、接着性に優れたお米から作られるデンプンのりを使用しております。見えない部分も自然素材にこだわっておりますので、アトピーや過敏症の方でも安心な家づくりを行っております。また、この写真の左側に見える収納スペースも確保し、狭小住宅でも充分に物をしまうことができ、快適な生活ができるように設計をさせていただきました。
この写真には写っていませんが、手前にはキッチンがあり、そのキッチンとリビングを繋ぐように、細長い造作カウンターを設置いたしました。これにより、出来た料理を一時的に置いたり、インテリアを飾ったりできるように空間をデザインいたしました。床には含水率15%以下に乾燥させた無垢材を使用するため、乾燥収縮に伴う狂いや割れを防ぎます。もちろんシックハウスとは無縁です。
1階には、洗面所とバスルームを設置。洗面所の床には、吸水性に優れた自然素材「コルク」を使用しております。お風呂上がりで足元が濡れていても、スッと水気を吸い取ってくれます。色は落ち着いたダークブラウンで、汚れも目立ちにくくいたしました。バスマットを敷かなくても、素足で歩くと暖かみがあり、優れた保温性を発揮します。適度な弾力性があり、歩きやすいのも特徴です。さらに、滑りにくく、衝撃吸収性に優れているため、安全面にも配慮いたしました。
床、建具、収納に「桐の無垢材」をふんだんに使った寝室。細長い地形のため、1階はどうしても陽当たりがあまりよくありません。そこで、桐を使うことを提案させていただきました。桐は空気を多く含むため、保湿性に優れ、タンニンという成分が調湿・抗菌作用を発揮します。そのため、いつでも布団の清潔さに保ち、寝室の空気を快適にしてくれるから、夜もぐっすり寝ることができ、健康的です。日当たりが悪くかったとしても、様々な種類の木材を適材適所に使い分けたり、窓の位置を工夫して設置したりするなどして、快適な住空間になるように設計させていただきました。
玄関の廊下には、光沢感のある「竹のフローリング」を使用し、高級感のある仕上がりにいたしました。コーティング加工を施しているため、紫外線に強く、変形変色を防ぎ、長きに渡って美しい玄関先を演出してくれます。この竹のフローリングは、OB宅を見て気に入った、お施主様の要望があり採用しました。
家づくりの工夫
耐震、基礎、構造、断熱、素材。家づくりの中で、命や健康に関わるこれらの重要部分は、夢工房では一切妥協いたしません。その上で、お施主様の要望を予算内で最大限に叶えるため、様々な工夫をさせていただきます。
H様の家は、いわゆる狭小住宅。14坪ちょっとの土地ですが、その狭さを感じさせない家づくりを行いました。当社のオフィスは大阪市阿倍野区にあり、狭小住宅が比較的多い地域です。
そのため、夢工房は地元で数多く狭小住宅を手掛けさせていただき、そのノウハウを蓄積して参りました。当社が施行するのは、アトピーや過敏症の方でも安心の自然素材とエコを重視した健康注文住宅と健康リフォームです。基礎に使うヒバ無垢材のシロアリ駆除には自然素材である天然木酢液を塗り、床下の土台にも自然素材の竹炭を敷いて床下換気を促進。住んでからでは見えない部分も、住まう人の健康に配慮した家づくりを行っております。高い断熱性と自然の採光と風通しが上手く調和し、健康的な暮らしを幾世代にも渡って、営むことができます。
約14坪の狭小地。「少しでも広く使いたい」というご希望がありましたので、キッチン以外の水廻りをすべて一階に固めるアイデアをご提案いたしました。それにより、2階のLDKが広々となり、喜びのお声を頂戴しました。
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