【第3回】つくり手の顔が見える関係が欠陥住宅・手抜工事をなくす

なぜ欠陥住宅・手抜き工事がおこるのでしょうか?
テレビなどで取り上げられているものなどはひどい例ばかりです。
どうしてあんなことになるのだろうとよく考えます。
昔は、欠陥住宅なんてなかったと思います。
町や村には必ず顔なじみの大工や塗装屋などの職人たちがいて、
何かあったら大工の○○さんに頼むと言ったような関係が成り立っていたのではないのでしょうか。
何かあったら気軽に相談できるお互いの信頼関係があるのでしょう。
現在では職人たちが下請けとして工務店に雇われ、職人は建築主の顔も知らない、
孫請けになったりすると元請けの工務店も知らないといった事があります。
そんな関係では建築主の家に対する想いなどが伝わるはずもなく、請け負った金額も安ければ、
適当な仕事に必然的になるでしょう。
これは工務店がきっちりマネージメントして管理しなければなりません。
適正な金額で職人に依頼する事は当たり前ですごく重要なことなのです。
しかし、バブル崩壊以後、利益が出ずとも安い金額で仕事を請ける業者が多くなりました。
工務店側も利益を出すために技術的なことより、金額だけでそのような業者を使ったりします。
そのような事から、欠陥や手抜き工事などのクレームにつながっていくのです。
私どもは、建築主のみなさんとお互いの顔が見える関係を築き、その関係の中で仕事をしていきます。
家は住んでからも生活環境などからいろいろな施しが必要になります。
そんな時にすぐ相談される工務店になるべく、竣工後もサポートをさせていただきます。

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