【第1回】安全性は強度だけではない

家づくりを考える

家を建てるときに建築会社に依頼する前に、つくり手の人柄、考え方を十分知って依頼することをおすすめします。
人はそれぞれ、いろんな考え方、生活感、価値観を持った人がいます。
出来るだけ自分に近い価値観・感性を持った人と共感し、共同作業で家づくりをおこなってください。
そのような考えで夢工房の家づくりに対する想いを形にすることにしました。
夢工房が考える家づくりに関してのコラムです。
家づくりのご参考にしてください。

安全性は強度だけではない

阪神大震災の後、家自体の強度、免震工法などのさまざまな話題が取り上げられています。
木組みの家が、ちょっと違った意味でとりあげれられています。
木組みは材料同士が全体として力を分散させる 「総持ち」でなりたつ構造をもっています。
家自体に破損箇所やいがんだりしても、
その中にいる人が押しつぶされないようなになる事の方が安全ではないかということが言われはじめています。
土壁は、大きな地震を受けた時にまっさきにはがれおちることで衝撃を吸収し、全体の構造を守ります。
火災についても、木は燃えやすいというイメージがあります。
ですが、天然木で厚みのあるものは表面が燃えても内部まで燃え尽きるのにはかなりの時間がかかり、簡単に焼け落ちません。炭を作るのに、高温で2,3日焼き続けなければできない例をみてもあきらかです。
また、火事で焼けた場合の建材から発生する煙や有毒ガスで命を落とす例の方が多いのです。
ビニルクロス、集成材など化学製品から発生するものです。
人は「喉元をすぎると熱いものも忘れる」というように、地震や火災にあう事など現実的に考えられません。
阪神大震災の事などはだんだん記憶からなくなっていきます。
建物が倒壊しないのが一番いいのですが、もし倒壊した時に人を守る、
火災のときに人が少しでも助かるようにと、少し考えてみてはいかがでしょう?

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