そとん壁と職人技で育てる外壁|時が経つほど愛しくなる家づくり

大阪市阿倍野区に事務所を構える健康注文住宅・健康リフォーム工務店 夢工房スタッフです。

家は、建てた瞬間が最も美しいのでしょうか? 私たちはそうは思いません。家族と共に暮らし、時を重ねることで、少しずつ味わいを増していく。そんな、愛着の深まる家こそが理想だと考えています。

多くの住宅で採用されるサイディングの外壁は、新築時には均一でとても綺麗です。しかし、10年、15年と経つうちに、紫外線による色褪せや、つなぎ目(コーキング)の劣化が避けられません。美観を保つためには、定期的な再塗装やメンテナンスが必要になってきます。

新築時に考えている以上に見た目は変わってしまいます。

この記事では、工業製品とは一線を画す、自然素材「そとん壁」と職人の手仕事によって生み出される「時と共に美しくなる外壁」について、夢工房のこだわりと共にご紹介します。

壁の健康を守る、ブレストロング工法(BSW工法)

まず、美しい外壁を長持ちさせるための土台となる、壁の内部構造についてお話しします。

これは壁の断面図です。右手前が室外、左奥が室内側となります。

夢工房が採用するブレストロング工法は、VFフェルトⅡという特殊なシートを使います。このシートのドット状の突起が壁内にわずかな隙間を作り、湿気を外へ逃がす「通気層」の役割を果たします。これにより、壁の内部や構造材が常に乾燥した状態に保たれ、建物の耐久性を末永く守り続けることができるのです。

下地から美しさを支える、フロートラスとACモルタル

次に、仕上げ材である「そとん壁」をしっかりと支える下地です。

金属の網(ラス)に、繊維を多く含んだセメントモルタル「ACモルタル」を塗り重ねていきます。このACモルタルは、ひび割れに強く、弾性も高いため、仕上げ材であるそとん壁をがっちりと下支えし、長期間にわたって割れや剥がれを防ぐ効果が期待できます。

職人の手仕事が息づく、仕上げ材「そとん壁」

そして、私たちのこだわりが最も表れるのが、仕上げの「そとん壁」です。

そとん壁は、画一的な工業製品のパネルを貼り合わせるのとは全く異なります。その原料は、火山噴出物である天然のセラミック「シラス」。この自然素材を、現場で水と練り合わせ、熟練の左官職人が鏝(こて)一本で、丹念に壁一面を塗り上げていきます。

その日の気温や湿度を感じ、素材の声を聴きながら仕上げていく壁には、機械では決して表現できない、手仕事ならではの温かみと、優しい「ゆらぎ」が宿ります。一つとして同じ表情のない、まさに世界に一つだけの外壁が生まれる瞬間です。

時が、価値になる。そとん壁の経年美

そとん壁の本当の魅力は、その美しさが長く続くこと、そして時と共に深まっていくことにあります。

原料のシラスは無機質のため、カビや藻の栄養分になりにくく、美観を長く保ちます。さらに、自然素材ならではの豊かな風合いは、年月を重ねることで、周囲の風景に溶け込むように馴染んでいきます。太陽の光や雨風といった自然の営みさえも、壁の景色の一部となり、劣化ではなく「味わい」として刻まれていくのです。

それは、まるで上質な革製品のように、使い込むほどに風合いが増していく感覚に似ています。新築時がピークなのではなく、5年後、10年後、さらにその先へと、住むほどに愛着が増していく。それが、そとん壁が持つ最大の魅力です。

メンテナンス費用を抑え、愛着を育む家づくり

住宅の価値は、建てた後の暮らしの中にこそあります。

  • ブレストロング工法で、見えない壁の中の健康を守る。
  • フロートラスとACモルタルで、強固で安定した下地をつくる。
  • そとん壁と職人の手仕事で、時と共に美しくなる外壁を仕上げる。

夢工房が目指すのは、ただ性能が良いだけの家ではありません。メンテナンスの手間や費用を抑えながら、時を重ねるごとに愛着が深まっていくような、家族の歴史を刻む住まいです。

建てるときだけでなく、その先の未来を見据えた家づくりを、私たち夢工房と一緒にはじめませんか?

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